内視鏡センターEndoscope

胃カメラ・大腸カメラ実績
1064 件
(令和5年度実績)

当院では、経験豊富な専門医師による技術で、「苦痛の少ない内視鏡検査」「安全で質の高い検査」をご提供いたします。

内視鏡検査料金表


1割負担3割負担
胃内視鏡検査
(病理検査を含む)
約2,670円 約8,000円
胃内視鏡検査
(病理検査を含まない)
約1,300円 約4,000円
大腸内視鏡検査
(病理検査を含む)
約3,340円 約10,000円
大腸内視鏡検査
(病理検査を含まない)
約2,000円 約6,000円

上部(胃)内視鏡検査
(胃カメラ)

当院では、経鼻、経口内視鏡を行っております。また、鎮静剤を使用しての「無痛内視鏡」をお勧めしています。

鎮静剤を使用された方は、ゆっくり休んでお帰りいただきます。

胃内視鏡検査(胃カメラ)を
お勧めする症状

  • 胸焼け、食べ物がつかえる感じがしたり、吐き気、のどの違和感などがある。
  • みぞおちの辺りが痛いことがある。
  • 健康診断で内視鏡検査を勧められた。
  • ストレスで胃が痛いことがる。
  • 家族・親戚に胃がんになった人がいる。

胃内視鏡(胃カメラ)検査で
発見される病気・細菌の一例

逆流性食道炎

酸性の強い胃液や消化中の食物が食道に逆流する事により食道が炎症を起こし、げっぷや胸焼け、みぞおちなどに痛みが起こる病気です。

食道がん

食道に発生する悪性腫瘍です。 胸焼けや痛み、食べ物を飲み込むときの違和感などの症状がありますが、初期の状態では無症状のことが多いので、飲酒、喫煙、刺激物が好きな方、熱い食べ物が好きな方などはリスクが高いため定期的な検査をお勧めいたします。

胃がん

粘膜細胞から発生する悪性腫瘍です。内視鏡検査などで早期発見する事で、完全治癒が可能ながんです。

また表面には現れず、粘膜の下を張って広がるスキルス性のがんは、発見が難しく、進行が早いのが特徴です。

胃潰瘍

抵抗力の低下した粘膜が胃酸などの強い刺激や血流障害によって、胃の粘膜が削れた状態です。

上腹部の痛みや胸やけ(特に空腹時)、膨満感、吐血やタール便(コールタールのような真っ黒な泥状便)などの症状が起こることがあります。

十二指腸潰瘍

胃潰瘍と同様、粘膜が削れた状態です。

みぞおちや背中の痛みが、特に空腹時に強く現れ、食事をすると一時的に痛みが和らぐ事が多くみられます。

ピロリ菌が原因かもしれません

現在、日本人の半数以上がピロリ菌に感染していると言われています。

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する悪い細菌です。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因になります。

胃がん発生の確率は、ピロリ菌陽性の場合→500人に1人、陰性の場合→2万人に1人つまりピロリ菌がいなくなると、ほとんど胃がんにはかかりません。

ピロリ菌はバイ菌であるので、抗生物質によって除菌できます。

当クリニックでは、胃がんの早期発見、予防のためにピロリ菌検査をお勧めしております。一度ピロリ菌検査をしていただき、陽性の場合抗生物質服用により簡単に除菌できますので、ご相談ください。

以下のような症状がある場合ピロリ菌に感染しているかもしれません。内視鏡検査で除菌療法の対象となる病気があるか検査する事をお勧めいたします。

  • 胃もたれ
  • 胸やけや吐き気
  • 食欲不振
  • 空腹時の痛み
  • 食後の腹痛胸焼け、食べ物がつかえる感じがしたり、吐き気、のどの違和感などがある。

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌の除去は、薬の服用によって行われます。

これまで、ピロリ菌除去治療は胃潰瘍や十二指腸潰瘍など特定の疾患にのみ保険が適用されていましたが、2013年2月から「慢性胃炎」も保険の対象になりました。

ただし、慢性胃炎の保険適用に関しては、内視鏡検査で確定診断された慢性胃炎であることが条件となります。

※ピロリ菌の治療は、若ければ若いほど良いと言われています。

検査の流れ

ご予約いただいた場合の基本の流れ

  1. 診察予約
    • 医師の診察を受け、検査が必要と思われる場合や検査希望の方は、予約をいたします。内視鏡使用に当たり、感染予防のために検査を受けられる方は感染症(HB、HCV型肝炎、梅毒)の有無の確認のために採血をいたします。
    • 検査に必要な問診をします。治療中の病気や服用中の内服の確認をします。血液をサラサラにするお薬を服用中の方はお知らせください。
      ※受診時に日程が決まらない場合は電話連絡で予約を受けられます。
  2. 検査前日
    • 夕食はかたいものを避け、消化の良いものを21時までにおすませください。
    • 21時以降も水分(お水・お茶)の摂取は、可能です。
  3. 検査当日
    • 朝食は食べずにご来院ください。(お水のみ可)
      ※来院時に、保険証を必ずご持参ください。
  4. 前処理
    • 【経鼻内視鏡】鼻から血管収縮剤と粘膜麻酔剤を注入し麻酔を行います。
    • 【経口内視鏡】ゼリー状の粘膜麻酔剤でのどの麻酔を行います。
  5. 検査
    • 検査開始から終了まで通常約5~10分程度です。
    • 希望される方は、ピロリ菌の検査や生検を行います。
      ※生検:病気の疑いのある部位を採取して顕微鏡で調べる検査。
  6. 終了
    • 検査終了後、検査結果の説明をモニターで写真を見ながらさせていただきます。
      お疲れ様でした。

※検査はご予約なしでも当日承ることができますのでまずはお問い合わせ下さい。

下部(大腸)内視鏡検査
(大腸カメラ)

現在どの医療機関でも大腸がんを早期発見するのに便潜血反応を調べますが、便潜血反応での大腸がん発見率は4%にすぎません。

当院では50歳以上の全ての方に大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)をお勧めします。

当院では大腸ポリープの日帰り手術も行っております。

大腸カメラ検査の際にポリープが見つかった場合、内視鏡的に切除可能かどうかをその場で判断し、可能であれば検査当日にポリープを切除します。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を
お勧めする症状

  • 血便が出る
  • 下痢と便秘を繰り返す
  • 以前と比べ便が細くなった
  • 左下腹部がよく痛くなる
  • 健康診断で大腸ポリープがあるといわれた
  • 親戚や親に大腸がんになった人がいる
  • お酒をよく飲む、喫煙本数が多い、主な食事が洋食である

大腸内視鏡(大腸カメラ)は、
なぜ必要?

以前、日本では胃がんが多く「大腸がん」は少ないとされていましたが、食事の欧米化により、現在は大腸がんが徐々に増えてきています。

「大腸がん」はまず、小さな良性ポリープから始まり、それが徐々に大きくなり数年の年月を経てがんに変化して行きます。よって、良性ポリープの段階で摘出すれば「がん」に進行する心配はありません。大腸カメラにてポリープの有無を確認し、ポリープが存在すればその場で摘出いたします。

50歳以上の方は、大腸カメラの検査を受けていただき、異常が無ければ3年に1回、ポリープ等がある場合は1年に1回の検査をお勧めします。

大腸ポリープ手術について

徹底した衛生管理

内視鏡洗浄機

内視鏡の消毒・洗浄は、患者さまを感染の危険から守る上で、非常に重要な作業です。当院では、内視鏡の洗浄は酵素洗浄剤による徹底した手洗いと内視鏡洗浄機による洗浄・消毒を行っております。

検査の流れ

ご予約いただいた場合の基本の流れ

  1. 診察予約
    • 医師の診察を受け、検査が必要と思われる場合や検査希望の方は、予約をいたします。内視鏡使用に当たり、感染予防のために検査を受けられる方は感染症(B・C型肝炎 梅毒)の有無の確認のために採血をいたします。
      ※受診時に日程が決まらない場合は電話連絡で予約を受けられます。
  2. 検査前日
    • 夜、下剤を服用してください。
    • 前日は、消化の良いものを食べてください。
  3. 検査当日
    • 朝食は食べずにご来院ください。(お水・お茶は可)
  4. 前処理
    • 腸内洗浄剤を飲んでいただきます。個人差はありますが2~3時間程かけて腸の洗浄をします。
    • 専用トイレがあります。リラックスしながら準備していただけます。(ご自分の本、雑誌等をお持込いただくこともできます)
  5. 検査
    • 腸洗浄完了後、検査を始める前に検査中の痛みを軽減する鎮静剤(眠たくなる薬)を注射をし、検査を行います。
    • 場合によっては、ポリープ切除や生検を行います。
      ※生検:病気の疑いのある部位を採取して顕微鏡で調べる検査。
  6. 終了
    • 検査終了後、鎮静剤(眠たくなる薬)が覚めるまでリカバリーコーナーでお休みいただきます。
    • 回復後、検査結果の説明をモニターで写真を見ながらさせていただきます。
      お疲れ様でした。

※検査はご予約にて行いますのでまずはお気軽にお問い合わせください。