恋愛映画といえば

医事課千野です。

皆さんは「恋愛映画といえば」といわれたら、何を挙げるでしょうか。

自分は「花束」・・・

花束みたいな恋をした - Wikipedia

ではなく、

『寝ても覚めても』でも『さよならみどりちゃん』でも『君の名は。』でも『ラ・ラ・ランド』でも『シェイプオブウォーター』でもなく。

今回は『愛がなんだ』です。

愛がなんだ - Wikipedia

AMAZON PRIMEで視聴可能です。

あらすじ:28歳のOLテルコは、一目惚れした男マモルを愛しすぎるあまり、すべてマモル最優先の日常を送っていた。そのせいで仕事にも支障をきたし、会社もクビ寸前に追い込まれる。しかしそれほど尽くしているのに、マモルにとっては彼女の存在は恋人ですらなかった。

仕事辞めちゃうんですよ。付き合ってもないどころか、「どこが好きなの?」と思ってしまうようなクズ男のために。で、最後は男が冗談半分で言った「仕事辞めて象の飼育員になりたい」みたいな言葉を実行して象の飼育員になっちゃう。そんなテルちゃんの狂気(笑)を描いた作品です。

自分のことを選びもしない、自分を好きかどうかも分からない相手に執着し続け、一体化しようとするテルコの様子はホラー映画さながらです。

自分を尊重してくれない相手を想い続けるのは「もはや恋ではない。きっと愛でもない」のです。

不幸な誤解があるのでもなければ、自分を下に見てきたり、利用しようとか、支配しようとか、傷つけてやろうとか、そういう人たちとは距離を置いた方がお互い幸福ですね。

まあでもテルちゃんも幸せそう(?)だし、これはこれでいいのかな。いやいいのか?

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